中山市朗が塾長を努める漫画家、作家の養成講座。

漫画家、作家の養成講座

主催:有限会社作劇舎




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塾生対談企画 @

「作劇塾の活用法」
現在、作劇塾で活動している塾生です。
彼らがどのように塾を利用しているんのか、率直な意見を聞いてみました。


飯田さん

寺井くん

木元くん

―入塾したきっかけはなんですか?


飯田




寺井


木元



私は去年まで専門学校に通っていたんですが、作劇塾に通っている友人から塾の話をよく聞いていました。そんな中、塾の「創作空間」というクリエイター志望が集まるイベントに参加する機会があって、塾の方たちと色々話をさせていただいたんです。それで専門学校を卒業した後で、もう少しプロに近い環境で勉強したいと考えて入塾を決心しました。

僕はシナリオライター志望ですが、野望を達成する前に一度、塾を辞めたんです。それからも夢を追いかけていたんですが、塾を辞めてしまったら、結局何も書けなくなったので、これじゃいけないと思い再入塾しました。

僕の場合は、今年の4月に高校を卒業してから、そのまま入塾しました。最初はマンガを教えてくれる専門学校へ行こうと考えたんですが、授業内容が市販の『マンガ家になるための本』とかに載っていることと同じようなものに見えたので。あと高いですし。そんな中、作劇塾のことを知って、ホームページを見ているうちに作劇塾の方針に共感を覚えて決めました。安かったのもありますね(笑)。


―実際に入塾してみてどんな点がプラスになっていますか?

飯田

専門学校では教えてくれなかったような、業界で生きていくための話を教えてくださりますし、講師の先生方の話を聞いて“作品を書かなきゃ”って気持ちにさせてくれるのが、私にとっては一番のポイントになっています。


















寺井





飯田さん優等生やな(笑)。僕は最初、シナリオを書くというよりも、作劇塾って色んな業界の人が出入りするところだと聞いていて、どんな人と会えるんやろってところばかり意識がいってましたよ。それと並行して“作品を書かなきゃなんの意味もない”って気付いたのは、再入塾してからでした…。
飯田 私も専門学校時代はどこか甘えてたかもしれませんね。
木元


この塾は専門学校や大学を卒業したけれど、プロ予備軍としてより一層レベルの高いことをしている感じですよね。すぐにでもデビューしたくて、高卒でいきなり入塾した僕ですが、求めていた通りの授業内容で充実しています。映画が大事だとか、プロの人と関わることが大事だとか。マンガの授業も3つありますが、それぞれ特徴的でいいバランスです。
―マンガに関しては、キャラクターデッサンなどの授業が他の学校と比べて少ないと思うけれど、それに関してはどう?
木元

それは家でも描けますからね。やってきたものをしっかり添削してくださるからいいんですよ。その上で、授業では理論や実践的なこと、発想法などを教えてくださるからいいんだと思います。描くだけなら一人でできますから。
飯田 家でやれることをいちいち塾でやる必要はない、と。
寺井





マンガに限らず、シナリオや小説なんていうのも、同じですね。結局は一人で書かないと。それを業界へ橋渡ししてくれるのがこの塾なんじゃないですか。そのための理論を勉強するところなんですよ。もちろん、技術も高レベルなことを教えてくださっていますけど。

― 各々が感じる塾の特長はどんなところだと思いますか?
飯田





色んな作家さんたちと交流できるという点ですかね。私は有栖川先生(※1)の創作塾も受講させていただいているのですが、有栖川先生と交流ができる、というのは、すごく刺激になりますよね。それに中山先生は“色んなものに興味を持て”という授業をしてくださるので、最近では文楽に興味が出てきて、「文楽友の会」に入っちゃいました。作品の幅を広げてくれますね。
寺井


僕の場合は、現場実践ですかね。僕のような素人が山田誠二監督(※2)の映画撮影現場に入って勉強させてもらえたり、雑誌のライティングなどをやらせてもらえて、本当に掲載されたりとか。本当は自分一人で売り込まなければならないのでしょうけど、空気として体感できるのが、とても勉強になります。
木元


マンガの塾生さんもイラストの仕事をもらったりしていますね。僕が思う特長というのは、講師の先生方が自分にあった課題を出してくれたり、作品の締切を作ってくれたりして、“確実に前に進んでいるな”という感覚がいいです。たくさんのライバルもいますし。これは作劇塾に限らずですけどね。
―みなさんの夢を語ってみてください。
飯田





近いようで遠い夢の一つなんですが、ファンタジー否定派の人にも認めてもらえるようなファンタジー小説が書けるようになりたいです。それができれば、賞を取れると思うんです。
寺井 僕は最強のシナリオライターになりたいッス。
木元 早くデビューがしたいです。今もかなり近道をさせてもらっていると思いますが(笑)


―みなさんの今後がすごく楽しみです。本日はありがとうございました。


注釈:
※1有栖川有栖
推理小説家、有栖川有栖創作塾の塾長。
『月光ゲーム Yの悲劇'88』でデビュー後、次々とミステリー小説のヒット作を生み出す。
『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞受賞、朝日放送『安楽椅子探偵』の原作を綾辻行人と共に担当。

※2山田誠二
映画監督、マンガ原作者、作家、脚本家。
2006年バルセロナで催されたホラー映画祭「シッチェス映画祭」に、監督脚本作品『新怪談裸女大虐殺・化け猫魔界少女拳』などが招待作品として上映。ヨーロッパでDVDも発売している。


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